
近藤内科胃腸科
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動脈硬化を起こす危険因子としては単独で高コレステロール血症、糖尿病、高血圧、喫煙等が挙げられます。しかし、コレステロールがそれ程高いわけではなく、糖尿病も境界型程度であるのに、高度に動脈硬化が進行する人々がいます。これらの人々の特徴は、内蔵肥満(上半身肥満)、糖代謝異常(糖尿病になりやすい体質)、高血圧、中性脂肪高値があり、そのため動脈硬化が原因の心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいことがわかってきました。このような病態は、1987年ころから<死の四重奏><シンドローム]>などといわれ、危険視されるようになりました。その後、この病因は、肥満のため内臓脂肪が増えすぎることで、二次的に糖尿病、高血圧、中性脂肪高値が起こることがわかってきました。そして、2005年にメタボリックシンドロームという名称で統一され、診断基準も決められました。
| 1. |
内蔵肥満 |
ウエスト周囲径 |
男性 85cm以上 |
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女性 90cm以上 |
| 2. |
高脂血症 |
中性脂肪 |
150mg/dl以上 |
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HDL(善玉)コレステロール |
140mg/dl以下 |
| 3. |
高血圧症 |
最高血圧 130mmHg以上 または |
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最低血圧85mmHg以上 |
| 4. |
高血糖 |
空腹時血糖 110mg / dl以上 |
1は必須項目で、2−4の3項目のうち2項目以上当てはまる場合、メタボリックシンドロームと診断されます。 |
メタボリックシンドロームの治療
| 脂肪が蓄積される原因は、それまでの過食と運動不足などの生活習慣にあります。生活習慣を改善することで、内蔵肥満を解消することが治療の基本です。まず、適正な食事のカロリーを知ることが必要で、当院ではわかりやすい食事指導を行っています。また、運動についても、病気によってはあまり無理のできない方もおられますので、医師が適切な運動の強さと量を説明します。病気の進行具合などによっては、どうしても薬物療法が必要な方もおられます。初期には、症状も出ないのですが、、徐々に体を蝕み、重篤な病気を引き起こす危険もありますので、根気良く治療を続ける必要があります。 |
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